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風立ちぬを観て
(この感想にはネタバレが含まれます。)


8月2日に映画館で風立ちぬを見てきました。

風立ちぬを映画館で見たい!と思ったきっかけがこの動画です。


動画

この中の地震のシーンをある日パソコンで見てすごく 怖い と思いました。そして、東日本大震災のニュースにかぶりついていたときの気持ちを再び思い出し、これは見たい。そう思いました。


その日風立ちぬを見に行ったのは夜遅くだったのですが、ほぼ満席で若い人が目立ちました。

後で聞いた話ですが、昼間の回などではつまらなくなった子供が走り回ったとか。
夜遅くに行って正解だったかもしれません。



さて、映画を見ての感想ですが、なんだかもやもやする~!が第一印象でした。
この映画を見た他の人も「よくわからない」という感想を漏らす人が多いようで、この映画を掴むまでには時間がかかりました。


この映画を見て一番強く感じたのは悲しみでした。
でも何に対する悲しみなのかサッパリわからず、ヒロインが嫁入りする幻想的なシーンの事などを思い出したりしているうちに、気づきました。


私の感じた悲しみの元は彼女でした。


飛行機に夢中で、どうしようもなく飛行機が好きで、他の事は二の次または占める割合がどうしても低くなってしまう。そんな男を好きになってしまった悲しみ。
飛行機に夢中な姿を含めて愛してしまった彼女の叶わぬ恋。

女性特有と言われればそうなのかもしれませんが、何かに夢中になったことのない私にとって堀越二郎より、彼女のほうが感情移入できたのかもしれません。

また、堀越二郎も悲しみの元の一つでした。
彼はいつもどこか遠くを見ているようで、映画を見終わったときには何を考えてるのかわかりませんでした。
でも終わって考えてみると、やはり悲しい気持ちを持っていないはずはないと思えます。

悲しい気持ちを人一倍持ちながら、やはり好きな飛行機を作りたい。あの顔の裏に隠れた覚悟を読み取れれば、この映画をもっと知る事ができるような気がします。



飛行機の出てくるシーンも素敵でした。
鯖の骨。
映画の中で、それも夢の中という設定で好き勝手にのびのびと羽を伸ばす宮崎駿の楽しさが観客にまで伝わってくるような場面の数々。
もう一度映画館の大きなスクリーンで見たいと思わせてくれます。



さて、見たいと思うきっかけとなった関東大震災のシーンですが、やはり怖かったです。
胸が締め付けられる。この感覚がピッタリでしょうか、涙が滲むほど苦しくなりました。

場面の始まりは、彼女と列車で出会い、楽しく言葉を交わす青春ともいうべき明るい場面。ここから一気に色が変わります。地面が勢いよく割れ、地震が襲いかかります。前後の落差が激しく、また、東日本大震災時の"日常"から"非日常"へと一転した空気をそのまま感じることができました。
地面が波打ち、毒素のようなものが地面から吹き上げ、男性の声による地震の揺れを表現した低い声の効果音。
人々がそれぞれの意思をもって動き、ごちゃごちゃと混み合う様子も地震による混乱をよく表していて、神社で息をひそめて身を寄せ合う不気味な雰囲気もあの東日本大震災のひっそりとした雰囲気そのままで、本当に胸が苦しいばかりでした。


そして、大地震が「架空の世界のもの」だったのに対して今は「身近にあるもの」に感覚が変化している事に気づかされ、驚きました。





見たほうがいいよと誰にでも勧めることのできる映画ではないと思いますが、やはり宮崎駿の作品、映像として見ていて贅沢しているなぁという充足感をたっぷり味わえます。

好き嫌いは別として、色々な見方のできるこの作品はとても楽しめるのではないかと思います。
11/20 19:50 | 未分類 | CM:0 | TB:0
おばあちゃん
仕事帰りにスーパーで買い物をしてレジに並んでいたとき、前に並んでいるお婆さんがはなしかけてきてくれた。
これ欲しさにこれ買っちゃったのと嬉しそうに話していて、どうやらおまけのお弁当箱欲しさに2リットルのサイダーを二本も買おうとしているらしく、持って帰るの大変そうですねなどと話していたのだけど、話しを聞いているとお孫さんが喜んでくれそうだから買うらしく、優しいお婆さんだなって思った。
それと同時にすごく幸せな気分になった。もちろんお婆さんがお孫さんのことを思って買い物をするっていうことが素敵なことなのだけど、後ろに並んでいた私もおばあちゃんのことを思って買い物をしていたからだ。
美味しいものを食べさせてあげたいと思っていただけなのだけど、将来お婆さんのお孫さんもお婆さんのことを思って買い物をするのかなと思ってすごく幸せに思った。
08/19 19:00 | 日常 | CM:0 | TB:0
モヤは土の中
金魚、死なせてしまいました。
6月15日の朝、裏庭の土の中へ埋めました。


友達に死んでしまったことを笑われても大丈夫にはなりましたが、
まだまだ悲しみは癒えず、そのときのことを思い出すと辛くなってしまいます。

次にまた何かを飼う予定はありません。
あったとしても金魚ではないと思います。


モヤを土に埋める最後の最後まで金魚に対する恐怖心が消えなかったのが本当に情けなかった。



そのあと人生で始めて魚を丸々捌いたり食べたりして、人間は逞しくできてるんだ、自分だって逞しいんだぞ と、荒療治の様なものをやりました。

あんまり美味しくなかったけど。
07/21 05:39 | 日常 | CM:0 | TB:0
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